100均の木材と塗料でDIY塗装


 
リアルな木材の上で撮りたい。それもカラフルな木材の上で!
そう思ってホームセンターに行くと、お目当てのDIY用カラー木材はあったものの1枚1,000円前後と中々のお値段・・・10枚用意したら1万円ですからね・・・さすがに高い・・・そこで目を付けたのが100均の材木と塗料です。
無ければ作れば良いじゃない。
 

 
と言う訳で板材と塗料をダイソーで調達しました。
板材は1枚110円のヒノキ工作板DD-006(標準的なサイズは幅7㎝長さ45㎝厚さ1㎝)。フシや些細な欠けはあるものの中々に良さげな木材で、厚みもあるので反りも少なく複数並べて使っても凸凹してしまうことは無さそうなので床板として使えそうです。
塗料は水性ペイント50ml入りです。これを同じく100円で調達した刷毛でペタペタと塗っていきます。
 

 
オサレ新聞紙もどきの上じゃ塗れないんだわ。と言う訳で読み終えた新聞紙の上で塗ってゆきます。ペタペタと刷毛につけたら横方向にスッと刷毛を走らせれば、あっという間に板材がカラフルなグリーンに。濃い場合は水で薄めてねとのことでしたが、原液のままで大丈夫でした。
普段はプラモ用の細い筆ばかり使っているので、幅70mmの刷毛で一度にびゃーっと塗れるのは気持ちいいですね。
新聞紙の上に置きっぱなしで乾燥させると垂れた塗料で板の裏側に新聞が付着してしまうので、塗装が終わった木材は紙コップのうえに移して乾燥させます。
塗料皿は半分に切った紙コップを利用しました。使い終わったら洗う必要も無くゴミとして捨てれるので楽で良いですね。刷毛も使う予定が無ければポイ。
 
水性塗料なので油性塗料のようなツンとした嫌な匂いは全くしませんが、溶剤が揮発する事を考えると換気はしっかりとした方が良いはず。
 
今回の塗料は1個50ml入りですが、50mlでどの位塗れるのか面積で言われても判りませんよね?
実際に使った感じだと片面であれば幅7㎝×長さ45㎝の板材6枚で無くなるくらいでした。塗料自体は1回で発色する1回塗り用ですが、2回塗りする場合や板材の両面に塗る場合は3枚で無くなる感じでしょうか?思ったより塗れる面積は少ないので、多くの面積に塗るのであれば100均ではなくホームセンターやハンズで売られている大容量の水性塗料の方がおススメです。
 

ターナー色彩 アクリル絵具 ミルクペイント スノーホワイト MK200001 200ml


 

 
乾燥時間は1時間で大丈夫なようですが、一応半日ほど放置しました。
乾くにつれ明るいグリーンが、艶消しのミリタリーグリーンになってゆきます。
 
画像に写っている板材4枚中、上2枚は1度塗り、下2枚は2度塗りしたものです。2度塗りは半日乾燥させた後に上塗りしています。
1度塗りは、薄くサッと塗ると塗料の跡や木目などが薄っすら透けて木に塗った感の強い仕上がりで、逆にしっかりと塗ると木っぽさは薄れます。2度塗りすると1度しっかり塗った以上に木の質感はほとんど無くなりますが、塗り漏れやムラが無くなるので、綺麗に仕上げたいなら2度塗りもアリですね。
 

 
同じくダイソーで調達した自作のダミーブックのベースになる予定の小物入れを置いて撮影。
リアルな木を床材として撮影すると絵になりますね。ところどころにあるフシや塗りムラがイイ感じ。
 
板材12枚と塗料2個に刷毛で計1,650円。100均で調達した事で、ホームセンターのカラー材木を購入するよりも8割安く揃えることが出来ました。
板材は裏面に別の色を塗ってリバーシで使えるようにする予定なので、そうすると更にお安くなります。
 
今回使用したヒノキ材は撮影背景用としては全く問題ありませんが、DIY用として見た時にはフシにより欠けや凹み、荒い側面の表面処理などが目立つので、板材でしっかりとしたものを作りたい時や安定した水準の板材が多数必要な時は、ホームセンターの方が安心です。
適材適所、今回みたいな用途であれば100均の木材と塗料はおススメです。

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